ドサイドン@じゃくてんほけんの調整


特性:ハードロック
 性格:いじっぱり
 持物:じゃくてんほけん
 努力値:H:228 - A: 76 - B:132 - C: 0 - D: 68 - S: 4
 ☆実値:H:219 - A:187 - B:167 - C: x - D: 84 - S: 61
  物理耐久指数:88,985
  特殊耐久指数:44,759
 技構成(指数)
  じしん(地28,050)
  ロックブラスト(岩7,012*2〜5)
  ストーンエッジ(岩28,050)
 その他選択技
  アームハンマー(闘18,700)
  ばかぢから(闘22,440)
  れいとう/ほのおのパンチ(氷/火14,025)
  つるぎのまい
  など

第六世代で特殊技が弱体化したことを受けてのHB寄りドサイドン
ミトムと鬼火が多い環境がややマイナスであるものの物理に対する圧倒的性能は健在でまだまだ使えると思っているポケモン
持ち物は技を撃ち分けでき且つ火力を補える「じゃくてんほけん」。
調整にもよるが耐久極振りなど極端なことをしない限りH221よりもH219で止めてBDに振り分けたほうが硬いのでH219に設定。
HBはA182ガブリアス地震2発を確定耐え(鮫肌があるのでタスキが読める場合は冷Pではなく地震から入ること)。A146ファイアローのハチマキ「ブレイブバード」4耐え、A216メガボーマンダの逆鱗2耐えなど仮想敵への充分な後出し性能があり、強引に殴り合える範囲も非常に広い。特化ローブシンのハチマキ「ばかぢから」でようやく低乱1なので2倍弱点の物理でコイツを即死させるのは事実上不可能と言っていい。
HDはC177ボルトロス@珠の気合玉を最高乱数切って耐え=同「めざめるパワー氷」2発をほぼ耐え。Cに振る余裕のないサンダーあたりのめざ氷は3耐え可能。これ以上に特殊耐久を高めようとすると捨てないといけない部分が多いのでチョッキ型とかでやるべき。
Aは11n、H181-B120のメガガルーラに対してA+2ランク地震で82%の乱数で突破できる程度。実際はもっとHに割いた個体が多いので対面ガルーラに確実に安定させたいならアームハンマーの採用を検討すべき。
Sは余り。無振り同族抜き。Sを落として最遅ギルガ抜かれにすることも可能だが、蓄積で殺されることの多いポケモンなのであまりオススメはしない。一応C222ギルガルドのラスターカノンは確定で耐える。
技は地震が確定、岩技をストーンエッジかロックブラストで選択。物理耐久に厚くしたファイアローでもロクブラ2粒でだいたい沈むが鬼火羽休めへの抵抗能力はエッジに軍配が上がる。
以下選択技について。
アームハンマー
弱保と合わせてあらゆるメガガルーラに勝てるようになる技で、弱保発動後には居座りたいため仮想敵への指数が足りている限りは概ね馬鹿力より優秀。ようするにメガガルーラ対策のためだけに格闘技を持つつもりならアムハンでよい。風船ヒードランやら風船ドリュウズやらにも刺さる。後ろにミトムが控えている並びに対して一貫をとりやすい。
・ばかぢから
弱保とはアンチシナジーだが火力は高い。交換読みでサザンドラを大きく削る他、ナットレイを縛りやすくなる点が優秀。ハチマキナットレイなどBに薄い個体なら交換際の地震と合わせて確定を取れる。
メガホーン
ブラッキー剣舞抜きで突破したい場合くらい。一致イカサマでも3耐えできるので返り討ちにできる。ヤドランにも刺せるには刺せるが、特化残飯を抜けない、返しの熱湯はC無振りですら中乱数で殺される(ゴツメ込みだと確定)、何よりメガられると即返り討ちに遭うなどいろいろと辛い。
・れいとうパンチ
強く呼ぶ霊獣ランドロスに交換読みで当ててわからせるための技。他の技ではまるで負荷をかけられないため、構築レベルで霊獣ランドによほど強いパーティでない限りは必ず採用したい。対面ボーマンダに対しては威嚇のせいで確1が取れないものの、素直にメガって物理で殴ってきた場合は逆鱗2耐えして冷P2発返すか、地震耐えで弱保発動すれば1発で落とせる。特殊型だった場合は流星群1.5発が耐えられないが後続で起点にするとかで対応しましょう。ハイドロポンプ個体は見たことないが万一存在したらさすがに即死。
・ほのおのパンチ
バシャサンダーナットに親を殺された人向け。Bに厚いナットレイは交換際地震+馬鹿力では足りない。またメガハッサムに対しても弱保発動地震では足りない。4倍ピンポイントとはいえ採用余地はある。
・かみなりパンチ
ギャラドス交換一点読みでしか使えない。威嚇込みだと無振りギャラドスすら確定にできないので持っていても竜舞の基点にされることはどのみち避けられない。ゴツメ物理受け型などAの低いギャラドスが殴ってくれば耐えて弱保込みで返り討ちにできるが、その状況ならエッジでもいけるのでやはり微妙。
つるぎのまい
ライコウを重く見る場合(身代わりやリフレクターからの展開に圧力をかける)やロックブラストと合わせての身代わり対策が主。A115グライオン地震は3耐えできるのでギロチンさえ避ければ対応可能。剣舞1積み状態でも一致イカサマ耐え・不一致イカサマ2耐え。

偉いところ
・特性+異常な物理耐久値による弱点保険との相性の良さ
・弱保込みならかなり広範囲の物理ポケと殴り合えるため腐りにくい
・飛行の一貫を切れ、ハチマキファイアローや物理メガボーマンダに後出しできる
・電飛勢に強い
・格闘か炎のサブウェポンを持つことで単騎でバシャサンダーナットを崩しにいける

ダメなところ
・霊獣ランドロスにやたら弱い
・特殊面は驚愕のやわらかさ、相手が物理抜き選出で来たらさすがに腐る

使っててよくわかるのはとにかく霊獣ランドロスを呼ぶ。交換読み冷Pでわからせる、交換読み交換を刺してアドを稼ぐ、霊獣ランド選出読みで選出段階で腐らせるなどきっちり対策しておこう。格闘技か炎Pがあるとナットレイ入り構築(雨系を除く)に刺さりやすいため一考しておくとよい。水草をはじめ特殊には脆いため構築上のケアが必須だが、物理面は地面や格闘相手でも殴りあえるスペックを持っているためそれほど重く見る必要はない。ハチマキ持ちやチョッキ持ちにはやや劣るがサイクル戦への適正も持ち合わせているため、飛行や電気の一貫を切るための補完枠として適当に突っ込むだけでも案外機能すると思う。